Topaz Sharpen AIで185系の失敗写真を救えた

三島田町駅近くの珍スポットで185系を撮ってきたのだが、シャッタースピードを間違えてぶれてしまった。自分の設定は1/500秒だったが、こういう写り方のときは1/4000秒でもいいくらいかもしれない。やっちまった。しかし、Topaz Sharpen AIを適用したらごく簡単な操作により十分なクオリティで補正ができ、撮り直しの手間が省けた。以下、比較。

等倍で見るとヘッドマークあたりに微妙におかしいところもあるのだが、鑑賞サイズではまったくわからない。ワイド6切りサイズでプリントしても違和感はないので、これで良いことにした。このアプリは値段なりの価値はあると思う。今後も失敗したときはこれにすがってみよう。そもそもミスをしないことが一番だけどね。

185系踊り子@片瀬白田

2021/2/27の踊り子9号。撮影者は20人くらいか。この場所はそろそろ厳しいかもね。

人が多くて左の方に影がかかってしまったので、Lightroomで微調整している。それっぽくなればええんや!ただ、影を消しすぎてコントラストが低下しているところがまだ見えるので、もう少し追い込みたいところではある。

それにしても、ここのところα6400とタムロン17-70mmの組み合わせが便利すぎてK-1の出番がまったくありませんね。

ネオワイズ彗星を撮ってきた

ネオワイズ彗星を135mmの画角で撮った。イオンているがよく伸びている。

梅雨空の続く本州だが、7/19に新潟~山形あたりで空の条件が良いことがSCWで分かったので、弾丸旅行をしてきた。

昼の時点では新潟のどこに行くかまでは決めていなかった。新潟市内では四ツ郷屋浜か佐潟、もう少し外れでは坂町駅付近か村上駅付近が候補であった。

新潟駅に着くまでの間に、SCWに表示される雲の流れとにらめっこして東を目指すことに決定し、いなほに乗り換え。

車窓からは青々とした水田がよく見え、秋にここをいなほで旅したら「タイトル回収だ~」みたいな感想になるのだろうと思った。

場所は瀬波温泉海浜広場というところである。望遠鏡を持った先客もいた。

さて、どうなるか…

ん?

いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

こっからはもう本当に大変で、双眼鏡で見つけては雄叫びを上げたり、ついつい無限遠を出すのを忘れてピンボケ写真を量産したりで、取り乱しようが30代になってから最高レベルであった。

上の写真の通り漁火が多いロケーションであることが判明して、正直見通しが若干甘かったのが露見したりはした。このため肉眼では厳しいのだが、それでも双眼鏡では核付近の構造がなんとなく見えてめちゃくちゃ楽しめた。晴れを引き当てられただけ上出来と感謝せねばなるまい。なお、もしかしたら笹川流れのほうまで足を伸ばせば少しは改善したかもしれない(村上市はそもそも暗いが、ここまで行くと市街地から更に遠ざかるので)。

Lightroomでかすみの除去を適用すると、この通り美しいイオンテイルが浮き出てきた。いやあほんと来たかいがあった。

22時頃まで粘り、タクシーで村上駅まで戻った。運転手氏にも熱く彗星のことを語ってしまったが、凄さが伝わったようで、あとでネットで検索してみる、とメモを取っていた。23年ぶりの彗星との出会いはこうして興奮のうちに終わったのだった。アストロトレーサーの動作が怪しいとかの問題や、撮影技術の未熟さも分かったが、かえって今後の天体撮影の意欲を高めるのに役立つ旅行であった。

タコ焼き作るところ撮ったので見てください

初詣は寒川神社行ったんですが、決して安くはないフィルム(X-TRA400なんで相対的には安いですが…)をバシャバシャ使って出店のタコ焼き作るところを撮ってしまったので見てください。いや、出来上がるのを待つのが暇だったもんで…。

SPってなんだ??あと「金」の意味もわからんぞ???
うずらです。
タコを投入します。
ネギをかけます。
ひっくり返します。
ホカホカ…。
しっかり球形にするために4方向を焼いていく。地球で例えると、南半球と北半球を固めてから赤道の飛び出した部分を整形するため東経0度と180度を焼く。写真は東経0度を焼いているところ。
完成!

おいしゅうございました。

smc PENTAX-FA 20-35mmF4AL

ProsCons
  • 軽い
  • 安い(K-1登場前よりは流石に値上がりしたらしい)
  • 解像度はまずまず
  • 歪曲が素直
  • 逆光耐性もおおむね良好
  • 周辺減光が激しい
  • 絞っても色収差が消えない
  • ボディ内補正非対応
  • 色乗りがあっさりな気がする
  • 太陽の角度によってはまれにすごいフレアが出ている気がする(要検証)
  • 曇り個体が多いらしい

最近は完全に自作アプリのリリースノートを書くだけのブログと化していたので、ここで気を取り直してレンズネタである。

フルフレームに移行して以来、28mmより広い画角を撮る手段を一時的に失っていたのだが、夏の北海道旅行で微妙に広さが足りず少々悔しい思いをし、広角レンズの拡充を検討していた。D FA15-30mmは大げさすぎるし、フィルムでも撮りたい(絞り環がほしい)。サムヤン14mmやIrix 15mmは画角的にちょっと攻めすぎ。…というわけで、思案の結果FA20-35mmの中古を手に入れた。

K-1発売からあっという間に在庫が枯渇したレンズである一方、あまりレビューを見ないので、参考のため自ら書くことにした。なお章立てはpentax memoのパクリである。

描写の傾向

最新のレンズではないので仔細に見ると絞っても消えない周囲の色収差が気になるが、鑑賞サイズなら問題になることは少ない。ただ、曇り空に枯れ木などの明暗差のある被写体だとパープルフリンジが目立つかも(作例の電柱に注目)。解像度はまずまずだと思う。

実用上一番問題となるのは周辺減光だろう。ボディ内の補正に対応していないのも相まって違和感がかなりある。Lightroomにもレンズプロファイルがなく、こればかりはどうにもならない。できる限り絞るか、自分で頑張ってプロファイルを作るか、演出として利用するかしましょう。

F8に絞ってもこれくらい。

歪曲は素直で、補正なしでも気にならない事が多い。さすがに以下のようなものを撮るとわかるけど。周辺減光に比べたらやりようはあると思うので気になる人はLightroomで頑張ってください。

逆光耐性は見ての通りで、ゴーストが皆無というわけには行かないが、実用上それほど気になったことはない。

一番意地悪なケースでもせいぜいこのくらいのものである。

フレアに関してもおおむね問題はないのだが、一度だけ凄いのが出たことがあるので、条件を検証して本稿をアップデートしたい。

空気がもやっていた気もするので条件が判然としない。評価を保留中

ボケ味に期待するレンズではないが、今の所「ボケがうるさくてかなわん」と思ってしまうような事態に遭遇したことはない。凝視すればたしかにボケに縁取りがあるといえばあるので、気をつけなければならないケースはあるかもしれない。

背景の瓦を凝視するとボケに縁取りがあることがわかる

光芒は8方向に出る。

夜景では絞らないと周囲の収差が目立ってしまうので、三脚撮影するしかないと思われる。本格的な夜景趣味はないので、ここは他の人にレビューを譲りたい。作例は参考のための絞り開放のもので、鑑賞サイズでもコマ収差がわかるレベルだ。

なおFA31mmも持っているので、同じ設定値で30mm付近の描写を比較してみた。 色乗りという概念は私にはよくわからないのだが、FA20-35mmは若干あっさりなのかな?と思わなくもない。

FA31mm, F8.0, 1/500s, ISO400
FA 20-35mmF4, 32mm, F8.0, 1/500s, ISO400

使い勝手

街なかのスナップや室内撮りに便利な焦点距離。14mmくらいの強烈な画角と違って、20mmだとまだマイルドな超広角という感じなので、広角らしさを出そうとするならば使いこなしには多少頭を使う必要があるだろう(私は苦手)。逆に言えば、テキトーに写しても後で見て変だなと感じる写り方になりにくく、スナップ向きとも言える。

AFはボディ内モーターとなる。スピードや迷いに困ったことはない。

絞り環があるのでフィルム機でも使えるのが便利。MFの感触はトルクこそ軽いものの違和感はない。あとフィルター径が58mmで、同じく広角系のレンズであるFA31mmと共用できるのも嬉しいところ。

最短撮影距離は30cmで、20mmの画角だともう一声な感じ。下の作例は20mmで最短まで寄ったもの。

F4と暗いのでフィルム機では暗所で使いにくい。 また、私の個体では距離指標が大幅にずれているらしく、数字の読み替えが必要で少し困る。デジタルならどうせAFを使うので気にならないけど。

あと、使い勝手というか、値段がとにかく安いので、気軽に手を出せるのはありがたい。ヤフオクの落札相場は3~4万のようだ。K-1が登場して以来値段が上がったらしいが、それでもこのレベルで済む。

携帯性

プラボディなのも相まってたったの245g。軽すぎて本当に中身が詰まっているのか不安になるレベル。

総評

というわけで、多少の粗はあるが気軽にスナップできるし、フィルムでも使える便利レンズでした。ただ、現行品でないのでやっぱり故障が怖い。どうでしょう、望遠ばっかり作ってないで18-35mmF4くらいの手軽に使える広角ズーム出せないですかね?リコーイメージングさん。

のんほいパークの夜行性動物館でサーバルキャットのステルちゃんを撮る

豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)には夜行性動物館という施設があり、最近人気の出たサーバルのステルちゃんやフェネックのリアンとアミ、そしてショウガラゴ・ツチブタ・アフリカヤマネ・ヨツユビハリネズミが飼育されている。この施設内は、夜行性の動物の生態を観察できるように、という趣旨で昼夜が逆転するよう照明が調整されており、日中は暗くなっている。なので撮影条件は非常に厳しい。参考までに、把握すべきスケジュール、どの設定でどう撮れるか、そして望ましい機材について雑多に記述したい。

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レンズの成仏、未だならず

大学のサークルのメンツに誘われて、夜間の撮影に行く機会に恵まれた。例のシグマの古いレンズの本来の使用目的を達成し、成仏させてやらにゃならん。

場所は修善寺の西にあるだるま山高原レストハウスで、撮影日は9/23~24にかけての夜だった。あいにく午前1時になるまでまともに星は見えず、ところどころ徐々に晴れてきても、雲がすぐ上空をかすめていく。そういうわけで、露出時間は1分持てば万々歳という感じだった。

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さてそんな中例のレンズを使って撮れたのがこの写真である(12MBの原寸大ファイルはこちら)。富士山と市街地が収まるこの構図が28mmの画角で狙うならベストなんだろうが、なかなか真ん中の雲が取れてくれなかった。晴れ間を縫って焦りながらいろんな方向にカメラを向けたため、この雲が解消したときに取れた写真は構図が何かおかしかったりともう散々であった。さらに、画面右の片ボケがすごいことになっていて、縮小しても気づくレベルである。シグマにダメ元でも泣きついて調整依頼した方がいいのかしら…。左の方は、まあ古いレンズでここまで写れば上出来じゃないかと思うけど。

hakuchouなお、絞り開放ではそれほど隅でなくても点光源の収差が彗星どころか白鳥みたいな形になる。これは絞りF3.5くらいでようやく目立たなくなる。レンズの明るさはファインダーの見やすさやライブビューのためのものと割り切ったほうが良さそうだ。

まあどうせこんなこっちゃろうと思ってXR RIKENON 50mm F2も持ち込んでいたので、タイミングを見計らってオリオン座とカシオペア座に向けてみた。こっちも開放では多少柔らかいなと以前から感じていたので、最初からF2.8に絞って撮っている。
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おっ、M42やh-χがちゃんと撮れてるのがうれしいですね。こちらはかなり隅を見ない限り良好。APS-Cの範囲ならおそらくバリバリ使えるし、1.3倍クロップでも多分大丈夫だろう。絞りの関係で光芒が出ているが、それはご愛嬌。とはいえこっちの写真も微妙に薄雲がかかってしまっているし、感度もやむを得ずバリバリ上げているので、どうにも不完全燃焼だ。

結局、眼視で楽しむならこのくらいの天気でも良いのだが、撮影するとなるとなかなか厳しい。また、例のシグマレンズはびっくりするような片ボケが分かってしまった。まだまだ成仏にはほど遠い。さてどうしようか。

(あと28mmだと微妙に広さが足りないと感じたので、リコーさんDFA24mm出してくれませんかねえ…)

 

小田原フラワーガーデン

バラが咲いてるそうです。たくさん。6/4まで。というわけで、K-1の初の本格出動。FA31mm、XRリケノン50mm、FA77mm、DFA100mmを持ってでかけてみた(結局AFの便利さには勝てずXRリケノン50mmはほとんど使わなかったが…)。

小田原フラワーガーデンにたどり着くには大雄山線の飯田岡駅から20分歩く方法と、小田原から出ているバスに乗る方法がある。行きは電車にしてみたが、坂がそこそこきつい上に暑くて、たどり着く頃にはバテてしまった。

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登っている最中もバンバン車が来るのでもしかしてヤバいぐらい混んでるんじゃないかと思ったが、そうでもなく、適度な賑わい具合だった。お昼をちょい過ぎた14時位にでかけたのが大きいかも。

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バラの中でも特に目を引いたのがこの青いバラ。シャルル・ドゥ・ゴールという品種らしい。青系のバラは独特の匂いがするのが特徴なんだそうだ。いくつか嗅ぎ比べてみたが、なるほど、典型的なバラとはちょっと離れた良い匂いがした。

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それからこのネギ坊主。説明は右の画像を見てくれ。IMGP9946

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目ん玉のついた株が何個かあって、かわいらしいと好評だった。

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しかしまあ、ぶらぶら撮ってみたが、FA31mmが広角になってしまって使いどころが難しい。IMGP0006

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その代わり、FA77が使いやすくなって、出番が増えた。もともとAPS-CでHD DA55-300mmのワイド端あたりが好きな画角だったのだが、FA77だとさらに寄れるようになっていいことづくめだ。

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とはいうものの、花を撮るにはやはりDFA100マクロのほうが具合が良い気がする。 IMGP0069 IMGP0071 IMGP0074 IMGP0076


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一通り使ってのK-1の感想。

  • 単焦点をつけていればそれほど重さは気にならない。DFA100だと少し長めになって重心がずれるので懸念があったが、大したことはなかった。
  • AWBの狂いで悩まされることが一切なかった。これはK-5 IIsからは大きな進歩。
  • 青系の発色も心持ち自然になったように見える。
  • ボディ内モータの音が小さくなっているので、あまり恥ずかしい思いをしなくて済む(当社比)。
  • もう一度言うがFA77が使いやすくなった。
  • K-5 IIsのもっさり感から脱却したため、とにかく操作にストレスがない。

いやあ、こいつはいい買い物ですぜ。