Android 9 Pie において、位置情報を取得しようとすると強制終了していた問題を修正しました。
カテゴリー: アプリ
Trisquel Release 8
リリースノート更新するの忘れてた…。すみません。1件のクラッシュバグを修正しました。
- 特定の場所で位置情報を取得しようとすると強制終了するバグを修正しました。
Trisquel Release 7
- クラッシュバグに対する暫定修正を1件行いました。
- スマートフォンの設定が画面の回転を許している場合、イメージ選択画面からカメラを起動し、画面の向きを変え、撮影を行ってチェックマークをタップし、その向きのまま戻ってくるとクラッシュしていた問題に暫定的な対処を行いました。サードパーティ製ライブラリのバグなのですが、いずれ自前のコンポーネントに置き換える予定でいるため、この修正でしばらく行かせていただきます。
- イメージ選択画面のタイトルバーがアプリケーション本来の色と異なっていたのを修正しました。
- 初回起動時の警告をやめることにしました。Release 7の様子を見て品質が安定したらベータ版の表示を取ることにします。
Trisquel Release 6
- 写真情報から参照している補足写真のファイルが何らかの理由で消滅したとき、画面には表示されなくなるものの、内部情報としては保持され続けるため、何をどう編集してもサムネイルが変わらなくなってしまうように見えるバグを修正しました。
- 写真情報の補足写真を表示するコードがCPUを大量に消費していた問題を修正しました。
Trisquel Release 5
新機能
インデックスを自由に修正できるようになりました。
- 撮影途中からの記録
- 断片的な記録
- デジタル機での記録
- 多重露光の記録
などに便利です。サムネイルの数字部分をタップすると以下のようになります。
また、「本当は途中からの記録なんだけど、このアプリ今まで1番からしか記録できなかったからやむなくそうしていた」とか、「番号付けがずれていた…ショック…」といったシチュエーションのため、特定の写真以降のインデックスをまとめて変更することもできるようにしました。数字部分を長押しして、新しいインデックスの値を入力すると、以降のアイテムもその変更に追随してインデックスが変わります。
なお、例えば 4, 18, 20, 21, …と並んでいて18番以降のインデックスを変えたい場合、マイナス方向にも4までは減ずることが出来ます。つまり、4, 4, 6, 7, …となるわけですね。上のダイアログの「有効値」はそういう意味です。ちっとばかし挙動がわかりにくいかもしれませんが、めったに使う機能じゃないと思うんで…。
その他、アイテムを長押ししたときに現れていた「一つ上に写真情報を追加」を「同じインデックスを持つアイテムを追加」に入れ替えました。すこし挙動が変わります。
不具合修正
- 本来TrisquelはAndroid4.4以上に対応するよう作っているのですが、非対応なコードが紛れ込んでいたので取り除きました。
Trisquel Release 4
新機能
写真情報に補足画像をつけられるように
写真情報に補足画像をつけられるようになりました。周囲の状況をスマホで撮影したものを登録するもよし、データ化した画像を登録するもよし、なにがしかの紙のメモを画像で登録するもよし。複数登録できますので、とりあえずスマホで撮っておいて、あとからデータ化したものを追加するということも可能です。
未登録のときは、上図のように一覧からサムネイルをタップすることで直接登録できます。
あとから登録するときはこのようにしてください。ここから追加するときは複数いっぺんにできます。なおここで表示されている画像のうち先頭のものがサムネイルになります。そのうち並べ替えができるようにしますが、今は出来ませんので、サムネイルを変えたいときはいっぺん全部消してから再登録する必要があります。わずらわしいですが少々ご辛抱願います。
写真一覧のデザイン変更
補足画像の登録機能の実装に伴い、デザインを見直しました。また、日付情報は各アイテムには表示せず、セクションごとに表示するようにしました。
パーミッション関係
カメラへのアクセス権限を要求するようになりました。
不具合修正
- アイテム削除時のダイアログが一部国際化対応していなかったため修正しました。もっとも日本以外にはまだ配信していないんですが。
- 絞りやシャッタースピードのデータが未入力のとき、F0.0や0.0secと表示されていましたが、その場合はそもそも表示しないようにしました。
Trisquel プライバシーポリシー
Trisquelは端末の以下の機能へのアクセスを要求します。
- ストレージ内のコンテンツの読み書き
- カメラによる撮影
- 端末の位置情報
これらの機能の使用目的は以下のとおりです。このほかの目的には使用しません。
- ストレージ内のコンテンツの読み書き
- ユーザー指定の画像を写真の補足情報として記録し、サムネイルとして表示する。
- ユーザーのデータベースのバックアップ。
- カメラ
- 写真の補足情報として登録する画像をユーザーが新規に作成する機能のため。
- 位置情報
- 写真の撮影場所をユーザーが記録する際に開くマップのため。
連絡先は ahya365[replacewithatmark]gmail.com となります。
Trisquelを(ちょっぴり)更新しました(Release 3)
昨日の今日ですみませんが、マップを開いて戻るボタンで閉じると落ちるというしょうもないバグを見つけたので修正しました。今回の変更点はこれだけです。
Trisquelを更新しました(Release 2)
だいぶ間があいてすみません。あまり先延ばしにするのも何なので、現在までできている機能までで一旦リリースすることにしました。更新内容は以下の通り。
新機能
マウントアダプタ対応
カメラボディと異なるマウントのレンズも記録可能になりました。
アクセサリ類に対応
フィルタ・テレコン・ワイコン・接写リングなどのアクセサリを登録し、記録に残すことが可能になりました。登録画面はこんな感じ:
登録しておくと写真情報の記録時にアクセサリが選べます。
印刷機能
記録をPDFなどに印刷することが可能になりました。下の2枚目のスクリーンショットは「印刷プレビュー」と言いながら3枚目の実際に出来上がるもの(PDFのサンプルはこちら)と見た目が違っていてミスリーディングなんですがそのうちなにか考えます。
補完機能の改善
過去に機材を登録するときに選択した製造者・マウントが次回の入力時にリストの先頭に来るようになりました。過去に入力したフィルム銘柄・製造者を記憶するようになりました。
また、これらの記憶したデータをリセットする機能を設定画面に実装しました。
言語の変更
ユーザーには直接関係のないことですが、実装言語をJavaからKotlinに変更しました。開発効率の向上が見込まれます。
修正されたバグ
- 画面回転時の動作が非常に怪しく、クラッシュしたり変な状態になったりしていたため抜本的に見直しました。一通りチェックしましたがまだなにかあるかも…。
- 地図から住所を取得すると、座標によってはアプリケーションが強制終了することがあるのを修正しました。
- データベースをバックアップしたファイルが、端末をUSBケーブルでPCに接続しても見えない(端末を再起動すると見える)現象を修正しました。
未修正の問題
地図から住所を取得した際、明らかに間違った番地が提示される場合があります。この現象は、例えば千葉県の鵜原理想郷あたりで発生しています。android.location.Geocoderが変な結果を返してくるのが原因のようです。対策は…どうしようかな。
Trisquelを公開しました
先日触れたフィルムカメラの設定値を記録するアプリを作る話ですが、一通りの体裁は整ったので、評価版として公開しました。名前はTrisquelです。注意事項を読んでほしいのでダウンロードリンクは一番下の方に。
注意事項
- 評価版ですのでクラッシュバグ・データ破壊バグがあるかもしれません。DBのバックアップ機能や情報のクリップボードへのコピー機能があるので、こまめに別の場所へのバックアップをお願いします。
- なおバックアップ機能だけあって復元機能がまだないです。今後やります。
- UIには洗練されていない箇所がたくさんあります。今後変更する可能性があります。
使い方
カメラを登録する
最初に起動するとこういうそっけない画面です。機材の登録がないと写真情報は追加できないので、左上のメニューを開いて「カメラ一覧」を開いてください。
次に右下の丸をタップしてカメラを登録します。今回はレンズ交換式を追加します。レンズ固定式だとちょっと挙動が違いますが使えばわかると思います。
入力は画像を参考に行ってください。保存すると、これもまた味気ないですがまあこのように機材が登録できます。
レンズを登録する
レンズの方も同様です。設定できるF値の入力が面倒ですみません(いい感じのUIを思いつかなかった…)が、レンズの実物や取扱説明書を読んでチェックボックスを入れてください。
これで写真情報を登録できる状態になります。
フィルムを登録する
「フィルム一覧」画面に戻って左下の丸をタップするとこういう画面になります。フィルムを装填したカメラとこのフィルムの名前を入力して保存してください。メーカー以下はオプショナルです。
写真情報を追加する
おまたせしました。これでやっと目的が果たせるようになります。こんな感じ。
どうでもいいことなんですが、この画面をよく見てみてください。Androidのエミュレータで位置情報取得すると場所がGoogle本社になるんですね。設定が日本語のときは六本木になるとありがたいんだけどな。
今後の実装予定
GitHubのIssueで管理しています。現状あまり他人がわかる日本語で書いていませんが、今後改善します。ご要望も可能であればこちらにお願いします。Twitterでも議論は受け付けています。自分のために趣味で作っているものであり、必ずしも要望には添えませんので、そのあたりはあらかじめご容赦願います。