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エクスポート
Trisquelのエクスポートには用途に応じスリムエクスポートと全体エクスポートの2つのモードがあります。スリムエクスポートはカメラ・レンズ・写真の撮影データと、補足画像のファイル名・チェックサムのみを出力します。多くとも数百キロバイト程度の大きさとなるため、日々のバックアップにはこちらをおすすめします。

全体エクスポートは、スリムエクスポートの内容に加え、補足画像そのものも格納されます。携帯電話の機種変更や、節目節目のバックアップにはこちらをおすすめします。出力ファイルの容量は画像データが支配的となるため、巨大になりうることに注意が必要です。

インポート
インポート時、補足画像の取り扱いには注意が必要です。
全体バックアップファイルからのインポート
全体バックアップファイルに含まれる画像ファイルは、Pictures/Trisquelフォルダ内の、フィルムロール名のついたサブフォルダに展開されます。移行元のスマホ内でもともと画像があったフォルダの位置は考慮されません。
スリムバックアップファイルからのインポート
スリムバックアップファイルの中には補足画像ファイルそのものは含まれませんが、補足画像ファイルのファイル名とチェックサムが記録されています。このため、zipファイルからのインポートを行うスマートフォン内に、事前に別途何らかの手段で補足画像を転送していれば、ファイル名から自動的に照合が行われ、Trisquelのデータベースと画像の再関連付けののち、元通りに使うことができます。よって、Trisquelへのインポート前に関連する画像の転送をおこなうことをおすすめします。もし照合に失敗した場合は、メモ欄にファイル名が追記されます。スリムバックアップファイルを用いた移行作業を図にすると以下のようになります:





なぜこのようなややこしいモードを用意したかについてですが、画像ファイルのバックアップは本アプリとは関係なく実施しているユーザーが多いと思われ、それと重複してTrisquelでバックアップをとるのは無駄と考えたからです。
過去バージョンの.dbファイルからの復元
過去バージョンでエクスポートされた.dbファイルからの復元では、単純にアプリケーション内部に存在する.dbファイルへの置換を行います。この.dbファイルには補足画像ファイルの完全な照合に必要な情報は含まれません。このため、エクスポートを行ったのと同じデバイスへの復元であれば補足画像への参照は保持されますが、異なるデバイスの場合はこの参照は保持されません。